ナンバープレース (ナンプレ/数独) の解き方  中級編(メモなし)

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数字からのビームだけでは解けないケースを解く

初級レベルまでのナンプレ(数独)の問題は、注目した数字から縦横に伸びるビームを出して、ブロック(太線で囲まれた3×3マス)と縦横の列に重複しない空きマスを見つけて数字を埋めていくと最後まで解くことができます。
しかし、中級以上ではそれだけでは解けない問題が出題されるようになります。そのため、新しい解き方のテクニックを覚える必要があります。
ここでは数字からビームを出しただけでは見つからない、数字が入るマスを見つける方法を紹介します。

この内容をマスターするとナンプレ東京4の問題を解くことができるようになります。

数字からのビームだけでは解けないケース

ナンプレ参考画像0401

上の画像の「2」に注目してください。
1箇所だけ「2」が入るマスがあります。
すぐにわかった方は中級以上のレベルです。

ビームと領域を組み合わせる

ナンプレ参考画像0402

上の画像は「2」に縦横のビームを表示しました。
ブロックを順番に見ていくと、全てのブロックで2マス以上空いています。
縦方向、横方向の数字の並びに注目しても、1マスだけ空いている所が見つかりません。
初級までの解き方ではこれ以上解けない状態です。

ナンプレ(数独)には「ブロックに同じ数字が入らない」というルールがあります。
そこで縦横のビームに加えて、「2」が入っているブロックの全てに、同じ数字が入らない領域を展開するイメージをしてみましょう。

ナンプレ参考画像0403

上の画像は「2」に縦横のビームに加えて「2」が入っているブロックの全てを赤く表示しました。
ビームの当たるマスと赤い領域のマスは「2」が入りません。

これでも「2」が入るマスがわからなかった方は、横方向の数字の並びに注目しましょう。
1マスだけ空いている箇所が見つかります。

ナンプレ参考画像0404

「2」が入る箇所は黄色い丸印のマスです。
このように縦横の並びを見る時は、注目している数字が入っているブロック全体を入らないマスに含めると、数字が入るマスが判明する場合があります。

ナンプレ東京では「入力サポート設定」パネルの「選択数字強調」の緑色のゲージを3まで上げると、上の画像のようにビームと同時にブロックのマス全体が赤く表示されます。

確定した行列からビームを出す

ナンプレ参考画像0405

さらに同じパターンを解くもう一つの方法を紹介します。
上の画像の中央ブロックのマスに注目してください。
右中ブロックの「2」から出ているビームと中下ブロックの「2」から出ているビームが当たっていないマスを探すと、中央の左右のマスのどちらかに「2」が入ることがわかります。
したがって、左中ブロックと右中ブロックは中段の行(上から5行目)に2を入れることができません。そのため、横方向にビームを出すことができます。
すると、左中ブロックは空いているマスが黄色の丸印のマスだけになります。ゆえに、ここに「2」が入ることがわかります。

このように数字が入る行列が確定している場合は、「確定した行列からビームを出す」ことができます。
この方法は先に紹介した「ビームと領域を組み合わせる」方法で判明するマスも見つけることができます。

ナンプレ東京では「入力サポート設定」パネルの「選択数字強調」の緑色のゲージを4まで上げると、上の画像のように確定した行列からビームが表示されます。

確定した行列からビームを出す方法を優先して覚える

ナンプレ参考画像0406

上の画像の「5」に注目してください。
1箇所だけ「5」が入るマスがあります。
すぐにわかった方は中級以上のレベルです。

ナンプレ参考画像0407

上の画像は「5」に縦横のビームに加えて「5」が入っているブロックの全てを赤く表示しました。
「5」に注目してブロック毎に順番に見ていくと、空いている箇所は全て2マス以上になっています。
縦横の列の並びに注目しても、1マスだけ空いている箇所が見つかりません。
これは「ビームと領域を組み合わせる」方法が通用しないパターンです。

ここで「確定した行列からビームを出す」方法で探してみましょう。
左下ブロックは「5」の入力候補マスが一番左の列に限定されています。そのため、縦方向に「5」のビームを出すことができます。

ナンプレ参考画像0408

上の画像は左下ブロックの数字のない場所から「5」のビームを出したところです。
「5」に注目してブロック毎に順番に見ていくと、空いている箇所は全て2マス以上になっています。
これでもわからなかった方は横方向の列の並びに注目しましょう。
1マスだけ空いている箇所が見つかります。

ナンプレ参考画像0409

5が入るマスは右上ブロックの黄色い丸印です。 黄色い丸印の横方向の列の並びは数字が6つ、縦方向に発射されたビームの空きマスが2つ並んでいて、黄色い丸印の1マスだけ空いています。

このように、中級からの問題は確定した行列からビームを出して縦横方向の空いているマスを探すパターンも出てきます。
確定した行列からビームを出す」方法は「ビームと領域を組み合わせる」方法の上位互換になります。そのため、「確定した行列からビームを出す」方法を優先して覚えましょう。
ただし、「ビームと領域を組み合わせる」方法を理解しているとすぐに見つかるパターンもあります。したがって、最終的には両方とも覚えるようにしましょう。

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